【PENICILLIN】毎夏恒例のメンバーが和装で登場する[「祭」2023]で、PENICILLINがフロアを鮮やかに魅了!

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 ニッポンの夏、PENICILLINの夏が今年も到来。さる7月17日には渋谷公会堂(LINE CUBE SHIBUYA)にて3時間におよぶ[30th anniversary tour real final]を開催したばかりの彼らが、このたび8月6日にVeats SHIBUYAにて行ったのは毎夏恒例となっている[「祭り」2023]。

 ちなみに、毎年この[「祭り」2023]ではメンバーが浴衣や着物を独自にアレンジしたオリジナル和装で登場するのがならわしになっており、今年の場合はHAKUEIが黒を基調とした花柄の振袖に赤の襦袢、千聖が紫と赤に染め抜かれた半袖タイプの浴衣にショーパンとブーツ、O-JIROが縹色と黒の矢絣模様をあしらった浴衣にトランプ柄の被布、という粋な出で立ちにて颯爽と登場。そして、まずは「スペードキング」からその歌詞どおりに〈スピード全開〉の圧巻なるステージングをスタートさせることとなった。

「PENICILLINとしては渋公のワンマン以来なんですが、前回からはようやくマスク着用が自己責任となって、声出しもOKということでね。今日もちょっとみんなの声がうるさいです(笑)。今もMCをしようと思ったら、みんな叫んでるから「うわっ、入りづらっ!」ってなりましたが、やっぱりこういうのはイイっすね。まぁ、渋公で無事に30周年のアニバーサリー関係が終わりまして、ここからはまた自分たちのペースで進んでいきたいと思ってるところですけど、ただ長くやってるだけのバンドとは絶対に思われたくないし、そう思われるくらいなら死んだ方がマシなんで、僕らはこれからもガンガン進化していきますからよろしく!そして、なにしろ今日は「祭り」ですから。思いっきり騒いでいきましょう!!」(HAKUEI)

 HAKUEIによるこの宣言どおり、今宵のライヴではO-JIROのアグレッシヴなドラミングが楽曲を牽引していった「Earth born」をはじめとして、千聖がスタンドに立てたセミアコギターとエレキギターを巧みに使い分けていった「理想の舌」、あまりライヴで披露されないレア曲の「ナルシスの花」、スイングするシャッフルビートの上でHAKUEIが色気を含んだ歌声で聴衆を魅了していった「anti beauty」など、さまざまなタイプの楽曲が場の熱量を高めていくことになったのは言うまでもない。

 ワルツのリズムで紡がれた「月千古輝」や、エッジーなバンドサウンドが映えた「魔法ダイヤ」、PENICILLINにとっての最新音源表題曲である「anti catastophe」、パンキッシュなニュアンスの滲んだ「天狼覚醒」も、比較的最近のライヴでは演奏されることは多くない楽曲たちであったため、今回のライヴに参戦することがかなったファンはある意味とてもラッキーだったかも。

 また、アッパーなPENICILLIN流ロックンロールチューン「SamuraiBoy」から始まった本編後半では、観客たちが♪ラララ♪の大きな歌声を添えてくれた「ウルトライダー」、メタルのエッセンスが取り入れられた「REAL」と続いて、ラストは楽曲のブレイク部分においてこれまたフロアからの大歓声が強い存在感を発揮していた「イナズマ」で締めくくられたのだが、なんでも今回のセットリストには千聖の考案した秘密の仕掛けが組み込まれていたとのことで、ネタばらしはこの後のアンコールにて行われたのである。
「実は今日の本編のセットリスト、各曲の頭文字をアルファベットに変換してタテ読みをすると“SUMMER NATSU MATSURI”になるんだよね」(千聖)

 一方、アンコールではHAKUEIが言うところの「自分たちの中での夏っぽい曲」が選曲されており、PENICILLINの持ち曲の中では相当に爽やかな雰囲気に彩られた「Little Love Story」と、ヴィジュアル系バンドが歌う題材としては非常に珍しいクワガタへの愛をHAKUEI流に描いた「男のロマンZ」がこの[「祭」2023]をさらに盛り上げていったうえ、ダブルアンコールでは各メンバーがオーディエンスを煽り倒した「SEX」でハレのボルテージは遂に最高のクライマックスを迎えることになったのだった。

 さて。夜空に打ち上がる夏花火のように、夏のきらめきを凝縮したかのような[「祭り」2023]のひとときはこれにて手仕舞いとなったが、もちろんPENICILLINは次の一手どころか二手先までしっかりと用意してくれているのでご安心あれ。
 来たる9月16日と17日にはO-JIROのバースデーライヴである[とのさまGIG]が新宿ReNYにて行われ、翌10月の7日と8日には恵比寿LIQUID ROOMで千聖の生誕祭である[ROCK×ROCK]が今年も開催決定。“ただ長くやってるだけのバンドとは絶対に思われたくない”PENICILLINの快進撃は、当然これからも激化の一途だ!

PHOTO:Lestat C&M Project
TEXT:杉江由紀

【SET LIST】
祭り2023
2023年8月6日(日) Veats SHIBUYA
1、スペードキング
2、憂鬱と理想
3、Mr.Freeze
4、Melody
5、Earth Born
6、理想の舌  
7、ナルシスの花
8、anti beauty
9、月千古輝
10、魔法ダイヤ
11、anti catastrophe
12、天狼覚醒
13、SamuraiBoy
14、ウルトライダー
15、REAL
16、イナズマ

En1
1、Little Love Story
MC
2、男のロマンZ

En2
1、SEX

 

LIVE情報

O-JIRO BIRTHDAY LIVE & 千聖 BIRTHDAY LIVE 開催決定

■O-JIRO BIRTHDAYLIVE 「とのさまGIG 2023」
9月16日(土) 新宿ReNY
9月17日(日) 新宿ReNY

■千聖BIRTHDAY LIVE「ROCK ROCK 19Z!(行くぜ!)」
10月7日(土) 恵比寿LIQUID ROOM
10月8日(日) 恵比寿LIQUID ROOM

【オフィシャル先行(抽選)】
受付期間:8月10日(木)12:00~8月20日(日)23:59
受付URL:https://eplus.jp/penicillin2023/
制限枚数:各公演お1人様1申込4枚

【一般発売(先着)】
9月2日(土)10:00
イープラス https://eplus.jp/penicillin2023/
チケットぴあ https://t.pia.jp/
ローソンチケット https://l-tike.com/

 

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