ここは闇の宴。生温さなど微塵もない、全身全霊でぶつかりあってこそ恍惚を得られる、熱狂の拳交わしあう黒い宴の場! 絶叫に溺れればいい。Synk;yetが恵比寿LIQUIDROOMに描き出した魂を開放させる風景

0503_synkyet_liquidroom

ここは闇の宴。生温さなど微塵もない、全身全霊でぶつかりあってこそ恍惚を得られる、熱狂の拳交わしあう黒い宴の場!
絶叫に溺れればいい。Synk;yetが恵比寿LIQUIDROOMに描き出した魂を開放させる風景。

 シングル『悦楽の底へ産み落とされし大罪のワルツ』を手に2月よりスタートした11大都市単独公演「悦楽の底へ産み落とされし大罪のワルツ」。同ツアーのファイナル公演が、5月3日に恵比寿LIQUIDROOMームで行われた。
この日を持ってベースの栞は、病気療養のためにバンドを一時期離脱する。現状5人のSynk;yetとして最後となるワンマン公演でもあった。

 雄叫びを上げる莉希。「殺っちまうぞ、いいかー!!」。高ぶる感情。臨戦態勢を整えた会場へ突き付けたのが、最新シングル『悦楽の底へ産み落とされし大罪のワルツ』。シンフォニックでラウドな、まさにSynk;yetらしい楽曲が一気に会場中を音の波動で飲み込んでいった。何時も以上にキリキリとした緊迫感が舞台上には満ちていた。その気迫が、今宵はむしろ嬉しい熱狂のためのファンファーレにも聞こえていた。
「全員両手を上げろ!!」。絶叫する莉希の声に煽られ、ゴシック&シンフォニックな狂奏曲『An die Freude』に合わせ、無数の手が大きく大きく上下に揺れていた。その演奏と歌が、気持ちを戦闘体制へと導いてゆく。互いを鼓舞しながら、まさに闘いの火蓋は切って落とされた。
「今宵も躍り狂おうか!!」。オーケストラヒットの音が、高ぶる感情へガツガツと太い杭を刺し込んでゆくようだ。シンフォニックでダーク、何よりも身体を折り畳まずにいれない衝動を与えた『midNight masquerade』。
黒い衝撃は、大きな口を開けては観客たちを飲み込もうとしていた。闇に光がまぶされた感覚?!。その姿はゴシックな装いを持っている。にも関わらずとても華やかな、気持ちを開放してゆく心地好さを与えてゆく。『夢人達の旋律』が、喧騒の中でさえ心に潤しい光を注いできた。間奏では俐乃が艶めいた旋律で煽れば、栞は舞台最前線まで身を乗り出し観客たちを挑発していた。
加速度を上げ、一気に轟きだした演奏。莉希の歌声へ艶やかな色気を覚えるのに、演奏は攻撃的。『Melty Kiss』に合わせ揺らす身体の振幅も、何時も以上に大きくならずにいれなかった。それくらい舞台上の5人は、華激で艶やかで挑発的に攻めていた。
Synk;yetの攻撃は緩むことがない。むしろ『Claire』のように妖しくも痛い楽曲の刺激を持って心を泣き濡らし、身体を縦に横へと揺さぶっていく。ここは闇の宴。生温さなど微塵もない、全身全霊でぶつかりあってこそ恍惚を得られる、互いにプライドを賭け、熱狂の拳交わしあう黒い宴の場だ!!
火照った空気の中へ、美しくもシンフォニックな激情歌『Temptation』をSynk;yetは突き付けてきた。理性、その言葉を意識している時点で、すでに敗者だ。雄大に広がる2本の泣いたギターの旋律に酔いしれながら、ただただ気持ちは咲き続けていた。

「俺のストレートな気持ちを歌に乗せ、みんなへ届けたいなと思います」。莉希の言葉に続いて場内に響いたのは、もの悲しいピアノの旋律が涙心を誘う、哀切さ抱いたバラードの『小さなこの木の下で』。演奏が加わるにつれ、楽曲が切々としたドラマを描いてゆく。白い光に包まれ演奏するメンバーらの姿のなんて神々しかったことか、祈るように唱える莉希の姿のなんとカリスマ然としていたことか。。。
儚い想いを語るように囁く幕開け。その空間に広がっていたのは、今にも心無垢になり召されてゆく気分。愛しき心の愛を唱えてゆくからか、『to Mother』にジッと聞き惚れずにはいれなかった。大切な想いを授けられ、その囁いた言葉の意味を心で噛みしめるようにと…。

「内なる鼓動が聞こえてくる。生命を司るこの鼓動が、人の生と死をもたらす。今ここに、俺たちとお前たちの世界を作ろう」。

莉希の言葉を合図に、演奏は一気に鋭い牙をギラつかせ襲いかかってきた。『Transitional Insanity』が場内に放たれたとたん、会場中に頭振り乱す大勢の人たちによる喧騒の風景が広がっていた。暴れ狂えばいい?!。むしろ、それがここの常識だ。間奏での俐乃の挑発的かつ華麗なるソロ、その旋律へ激しい彩りを添えてゆく唯依葉。そこに広がっていたのは、ハードエッジでヘヴィシンフォニックな舞台劇だ!!
激しさへ拍車をかけるように、艶な色と荒ぶる黒い衝撃を重ね合わせてゆく。『天使が見た世界』が魅せたのは、闇の奥底へ引きずり込む痛くも華麗さ抱いた狂騒劇。なんて哀切な、胸を痛心地好く掻きむしってゆく歌を莉希は届けてゆくんだろう。暴れ狂いながらも、その歌に、グッと心を鷲掴みされていた。
『Rainy』に飛び乗り、誰もがその場で大きく跳ねだした。栞が、俐乃が、莉希が、演奏に合わせ飛び跳ねてゆく。揺らせ、揺らせ、Synk;yetの演奏が導くままに飛び跳ね続ければいい!!

ライブは終盤戦へ。『Psychotic Mechanism』を合図に、会場中の人たちがタオルを振りまわし、左右にモッシュし始めた。ここへ似合うのは喧騒と絶叫。右へ左へ駆け続けることで産まれる熱狂の渦が、どんどん熱気を攪拌させてゆく。間奏では、栞と俐乃のソロが場内に華を添えていた。狂え!狂え!!もっと狂いまくれっ!!!
莉希の絶叫を合図に轟きだした、黒く重く激しい音の唸り。『タルペイアの崖』を通し作り上げた、奈落の底で狂気と狂喜に歓喜するファンたちの理性壊れた宴。無我夢中で暴れ狂う様に理性なんて言葉は必要ない!!
「思う存分殺っちまえ!!」。本編最後に叩きつけた『Unlimited Crucio』でSynk;yetとファンたちが描き上げた、止むことのない逆ダイと折りたたみの宴。莉希が客席へ身を投げ出し、全身でファンたちのぶつかりを受け止めれば、栞が、唯依葉が、俐乃が、舞台最前線まで躍り出ては、皇司のドラムビートを支えに激しく華麗に挑発し続けていた。そこに広がっていたのは、間違いない黒い狂乱と恍惚の宴だった。

「殺ッちまおうか!!」。高鳴りを上げた唯依葉のギターの旋律を合図に、轟き上げながらアンコール曲『[Re]:birth』が場内へ襲いかかってきた。誰もが頭振り乱し、ふたたび場内へ暴れ祭る風景を取り戻してゆく。客席前方では飛び跳ね、はしゃぎまくるMessiahたちの姿も。跳ねずにいれない、咲かずにいられない、狂わずにいたら、ここにいる理由がない。
「最後の一瞬まで楽しんでいこうぜ!!」。『GOLD』でも大勢のMessiahたちが左右に駆けながら、全力で身体を折り畳んでは、騒ぐことへ絶頂と恍惚を覚えていた。終盤には、ふたたびバトルが勃発。その風景こそ、Synk;yetのライブに似合う最高のエンブレム。「お前たちの声、確かに伝わりました」、莉希の言葉が胸に熱く響いてきた。

最後の最後に奏でたのが、やはりSynk;yetのライブを語るうえで欠かせない『Messiah』だ。今宵は『Messiah(合唱ver.)』として演奏。莉希の歌に合わせ、身体揺らし、折り畳んでゆくMessiahたち。誰もが心を開放しては、その歌へ嬉しく無邪気に溺れていた。転調後の暴れ祭る光景。大サビ前には莉希のアカペラの声に導かれ、会場中の人たちが美しい声を響かせていた。♪Messiah導いてよこのまま二度と戻れないように♪ 。誰もが思いきり声を震わせ、大きな声で何度も何度も歌いあげてゆく。光の世界へ導かれるように、誰もがSynk;yetの姿へ無垢な想いのままにかしづいていた。

 最後に。Synk;yetから「三つ」の嬉しい発表が届けられた。一つ目が、8月31日(水)に2ndフルアルバム『「罪咎の糸」』2-TYPE発売のニュース。二つ目が、7月13日(水)高田馬場AREAを舞台に、「2nd FULL ALBUM発売記念主催-新曲先行披露会-罪咎の糸」の開催。三つ目が、「東京と大阪を舞台にした無料ワンマン開催」の報告。「Synk;yet 2nd FULL ALBUM発売記念無料ワンマン公演」というタイトルを掲げ、8月1日(月)に梅田AKASOを舞台に「運命の赤い絲」を、8月8日(月)新宿ReNYでは「束縛の白い絲」をそれぞれテーマに掲げたワンマンライブを行う。今後のSynk;yetの動きにも、ぜひ注目を。

TEXT:長澤智典

―セットリスト―
『悦楽の底へ産み落とされし大罪のワルツ』
『An die Freude』
『midNight masquerade』
『夢人達の旋律』
『Melty Kiss』
『Claire』
『Temptation』
MC
『小さなこの木の下で』
『to Mother』
-セリフ(BGM)-
『Transitional Insanity』
『天使が見た世界』
『Rainy』
煽り
『Psychotic Mechanism』
『タルペイアの崖』
『Unlimited Crucio』(10回)
-アンコール-
MC
『[Re]:birth』
17GOLD(5回)
-アンコール-
『Messiah(合唱ver.)』

Synk;yet Web
http://synkyet.com/

ライブCM
https://www.youtube.com/watch?v=35ErwjQ4TtA

                                    
★CD情報★

Synk;yet 2nd FULL ALBUM『「罪咎の糸」』
2016.8.31(水)2Type同時RELEASE!

限定盤A-TYPE(CD+DVD)
型番:GLSY-7A
発売元:Glendia
販売元:FWD Inc.
価格:3,564円 (税込)
CD TYPE-A収録曲:
01.蠢く罪
02.自責ノ園
03.Rainy
04.Melty kiss
05.絲
06.悦楽の底へ産み落とされし大罪のワルツ
07.小さなこの木の下で
08.Hysteric moon
09.愛憎のファムファタール
10.涙雨
11.GOLD
12.涙が土に還ろうとも
13.最後の日、綴りゆく物語
14.NAKED
DVD TYPE-A収録曲:
01. 「絲」(Music Video)

限定盤B-TYPE(CD+DVD)
型番:GLSY-7B
発売元:Glendia
販売元:FWD Inc.
価格:3,564円 (税込)
CD TYPE-B収録曲:
01.一縷の罰
02.自責ノ園
03.Rainy
04.Melty kiss
05.絲
06.悦楽の底へ産み落とされし大罪のワルツ
07.小さなこの木の下で
08.Hysteric moon
09.愛憎のファムファタール
10.涙雨
11.GOLD
12.涙が土に還ろうとも
13.最後の日、綴りゆく物語
14.occult party
DVD TYPE-B収録曲:
01. 「涙雨」(Music Video)

★インストア情報★

■インストアイベントスケジュール
09/03(土) ライカエジソン東京店
09/03(土) ライカエジソン原宿店
09/11(日) 音楽処
09/16(金) little HEARTS.仙台店
10/02(日) Ash-LD’50
10/04(火) SKULL ROSE
10/06(木) ライカエジソン大阪店
10/07(金) ライカエジソン名古屋店
10/23(日) ZEAL LINK高田馬場店
10/23(日) 自主盤倶楽部

■全国のCDショップでの予約及びお取り寄せにつきまして全国のCDショップにて取り寄せが可能です。取り寄せをされる時にはお店のほうに「流通FWD Inc.」「アーティスト名 Synk;yet」「タイトル名 罪咎の糸」「型番 GLSY-7A / GLSY-7B」をお伝え下さい。

★LIVE情報★

7/13(水)
高田馬場AREA
Synk;yet2nd FULL ALBUM発売記念主催-新曲先行披露会-
「罪咎の糸」
GLENDIA presents
OPEN:16:00 / START:16:30
前売:¥3,500 / 当日:¥4,000
出演:Synk;yet / アヴァンチック / SAVAGE / SHIVA / MORRIGAN / Nihilizm / シュヴァルツカイン / ラヴェーゼ
※Synk;yet 1st写真集先行発売!

【チケット】
■A:e+プレオーダー(2016年5月9日(月)より受付開始)
■B:e+(2015年6月11日(土)より発売開始)

【入場順】
A→B→当日券
【主催】Synk;yet
【企画】GLENDIA
【お問い合わせ】
高田馬場AREA TEL:03-3361-1069

2016.8.1(月)梅田AKASO
Synk;yet 2nd FULL ALBUM発売記念無料ワンマン公演
「運命の赤い絲」
OPEN:17:00 / START:17:45
前売:¥0 / 当日:¥0 ※Drink代別
出演:Synk;yet
友情出演:SHIVA
※2nd FULL ALBUM「罪咎の糸」先行発売!
※プレミアムチケット特典:イベントTシャツ

【チケット】
■A:e+プレオーダー(プレミアムチケット 価格:5000円)(2016年5月9日(月)より受付開始)
■B:e+プレミアムチケット一般
■C:Synk;yetライブ会場物販ブース、CD SHOP、ライブハウスなど各種店舗にてシャッフル配布
【入場順】
A→B→C→当日券
【主催】 Synk;yet
【企画】GLENDIA
【お問い合わせ】
梅田AKASO TEL:06-7897-2450

2016.8.8(月)新宿ReNY
Synk;yet 2nd FULL ALBUM発売記念無料ワンマン公演
「束縛の白い絲」

OPEN:14:30 / START:14:45
前売:¥0 / 当日:¥0 ※Drink代別
出演:Synk;yet
OA:シュヴァルツカイン
※プレミアムチケット特典:8/8(月)池袋CYBERにて行われるオールナイトイベント
Synk;yet VS Misarukaツーマン公演「Reunionの絲」へご招待。

【チケット】
■A:e+プレオーダー(プレミアムチケット 価格:5000円)(2016年5月9日(月)より受付開始)
■B:e+プレミアムチケット一般
■C:Synk;yetライブ会場物販ブース、CD SHOP、ライブハウスなど各種店舗にてシャッフル配布
【入場順】
A→B→C→当日券
【主催】 Synk;yet
【企画】GLENDIA
【お問い合わせ】
新宿ReNY TEL:03-5990-5561

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る
Top
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。