これぞ、歌謡サスペンスな激情!!。アルバム『歌謡サスペンス劇場』のジャケットを舞台上へ再現。一夜の幻として誕生した場末の劇場を舞台に、ベルが激情な熱狂物語を描きあげた。

これぞ、歌謡サスペンスな激情!!。アルバム『歌謡サスペンス劇場』のジャケットを舞台上へ再現。一夜の幻として誕生した場末の劇場を舞台に、ベルが激情な熱狂物語を描きあげた。

2月に発売した1stアルバム『歌謡サスペンス劇場』を手に行われたベル初東名阪ワンマンツアー「THE平成歌謡ワンマンショー」、同ツアーのグランドファイナル公演が5月5日(木)に東京キネマ倶楽部で行われた。タイトルへ「THE平成歌謡ワンマンショー 東京編〜ハロ生誕記念〜」と名付けたように、この日はハロ(Vo)の誕生日のお祝いも兼ねて実施。

 いなたい昭和の時代へ時間の針を巻き戻す『歌謡サスペンス劇場』(SE)に乗せ、メンバーが次々と二階にある小舞台から姿を現した、沸き上がる歓声。劇場公演は、哀切な歌が胸をキュッと疼かせた『シャボン玉』から幕を開けた。大きく手の花咲かせ、駆ける演奏へ軽快に身を寄せていく観客たち。わくわくとした気持ちが次々とシャボン玉のように飛んでゆく気分だ。
夢人のスリリングなギターの旋律を合図に、観客たちの感情へ一気に熱い興奮が注がれた。『家出少女』が導いた、はしゃぎたい嬉しい衝動。絶叫が、ずっと会場中へこだまし続けていた。
「生きてるかい!!」。ハロの声を合図に飛び出した『ノンフィクション』。妖艶な歌と演奏に合わせ横揺れすれば、サビではハロの動きに合わせ大きく手を振り、誰もが妖しい熱に溺れていった。
『ゼンマイピエロ』は、ベル流のGSナンバー。妖しく、華麗に歌いかけるハロ。軽快に駆ける演奏が、嬉しい興奮のビートを身体へ刻み込んでゆく。間奏で夢人が奏でたギターソロが、なんて泣き続けていたことか。

「1stアルバムとまったく同じ舞台セットにしました。このシャンデリアも、今回のライブのために購入しました」(ハロ)。その、徹底したこだわりこそがベルらしさ。

 正人と明弥の導いた跳ねた演奏の上、夢人のむせび泣くギターの音色に導かれたのが、哀愁浪漫と妖艶な香りを携えた歌謡メロウな『さようなら僕だけの人』。まるで昭和の場末のキャバレーで箱バンの演奏を聴いている感覚さえ彼らは与えてくれた。
いなたい香りを携えたまま流れた『ビードロ』。その歌は、ひび割れた悲しい想いを呼び起こしてゆく。忘れたい恋の傷を痛い涙のナイフでえぐるように…。
バックビートの上で、ゆったり気持ちまどろむように奏でた『もう一度』。ねぇ、なんでこんなに泣かせようとしていくの?!。痛い想いや思い出に浸りたいなら。ほんの少しだけ光に触れたければ、ベルの歌に触れればいいってこと??。痛い心の擦り傷を、さらに広げるように流れた『あなたまぼろし』。哀切さをたっぷり湛えながらハロは歌いかけてきた、心に抱えた愛しき想いはまぼろしだったと…。

二階の小舞台に登場した怪すぎる司会者。正体は、MVに毎回登場している黒ちゃん。これは、歌謡ショーの幕開け?!。MV撮影の中、明弥のお尻を触って「良かった」と興奮した想いを黒ちゃんは語っていた。明弥と黒ちゃんは抱き合った仲?!。詳細は、彼らのMVで確認していただきたい。ちょっと下世話過ぎるので、これ以上文字にすることは遠慮しておこう。
 加えて、ハロがメンバーへ誕生日の祝いを強要するシーンも。さらに、『厚化粧の女』でハロのバースデーを祝う予定をネタばらされてしまうハプニングまで。次々飛び出す、ハロの事故(自己)中過ぎる発言。メンバーは巧みにハロの振りを逸らしつつ、場内に笑いを取っていた。

弾け飛ぶスリリングな衝動与える『RED』が放たれた。前のめりな姿で客席を煽るハロに刺激を受け、演奏陣が突き付けたザクザクと疾走したビートに感情を煽られ、会場中の人たちが一斉に跳ねだした。場内を揺らす熱狂。ふたたび熱がこの空間を支配し始めた…。
「ワオッ!!」…ハロ、明弥、夢人、ハロと続いた観客たちとの声のやり取り。「バカになってください」、ハロの声を合図に炸裂した『音見世ディスコ』。妖しく艶やかな、でも騒がずにいれない熱い衝動を与えてゆく激しい演奏だ。何時しか誰もがタオル振りまわせば、頭振り乱し祭の中へ溺れていた。
「まだ殺れるよな!!」、哀切で情熱的なギターの旋律を合図に飛び出したのが、『バイバイ』。ハロは二階の小舞台に駆け上がり、観客たちを煽っていた。メンバーの凛々しく熱い演奏に刺激された場内中の誰もが、大きくバイバイしながら踊り騒ぎ立てる。ヤバいくらいに急上昇し出した場内の熱。
『やってない』で会場中に咲き誇った大きな手の花の光景。跳ねずにいれない。咲かずにこの宴へまみれてなんかいられない。何時しか夢人や明弥も、小舞台の上で演奏。それくらい煽り騒がずにいれない楽しさが、ここには満ちていた。
 最後は、雅な音色響かせた『華』を心に響かせながら、彼らは今宵の熱狂劇を優しく抱きしめてくれた。最後に泣かせる歌を持ってくるなんて、ずるくないか?!

アンコール前には、ビジュアル系の煽りパターン話から、即興でデスボ煽りナンバー『死ね、やっぱり、生きろ』という新曲も制作し、演奏。音源化されることはないだろうが、何処かのライブで披露してくれる可能性はありそうだ。

アンコールの一曲目を飾る『アモーレ』、その煽りから歌へ…と思った瞬間、ここでハロのバースデーを祝うサプライズが。ハロはメンバー全員に、ケーキに載っていた苺を頬張らせてもらう場面も。事前に『厚化粧の女』で祝うと公言していたところを、さらっと嬉しい裏切りを見せてゆく様はさすがだ。
アンコールは、歌謡ラテンムード抱いた『アモーレ』からスタート。サビでは♪アモーレ♪のやり取りも登場。ふたたび熱が産まれだした場内。フリーキーなギターの音色とシェイクするビートが炸裂、『涙傘』を通し、会場中の人たちが跳ね続けた開放的な風景。左右にモッシュ。感情を熱く熱く掻き立ててゆく『厚化粧の女』に飛び乗り、騒ぎ狂うファンたち。間奏ではくるくる廻る様も。もはや興奮と昂揚のドラマは「壊れる」というクライマックスを迎えるのみ!!
最後に突き付けた『スローエモーション』でも、身体を思いきりシェイクさせ、サヒではタオル振りまわし、「歌謡サスペンスな激情」をベルは東京キネマ倶楽部に作りあげて逝った。

 「ちょうど一年前、池袋サイバーでワンマンをやりました。それから一年後にこんなに大勢の人たちに包まれた景色を作ることができました。俺らはこの風景を忘れないし、これからも作っていくから」。ハロの言葉が、これからの未来へ向かうベルの意志を示していた。
「この4人ならずっと続けていける気がします」(夢人)
「この4人で活動出来ることが奇跡。この奇跡を続けていきます」(明弥)
「成長していく僕らをずっと側で観ていて欲しいなと思います」(正人)
 そして…。「この4人で歩みを止めずにこのシーンを盛り上げていきます。つねに俺たちはもっともっと上を目指したいし、君らのことを考えているから。僕のことは嫌いになってもベルのことは嫌いにならないでください」(ベル)

最後に最新情報を。「7月13日(水)に4thシングルのリリース」が決定。「ベル夢人誕生日ワンマン公演」を、9月22日(祝・木)に四日市club CHAOSを舞台に「第二回 四日市市民大作戦」と題して開催。新宿ReNYを舞台に「2nd Anniversary〜冬の五大都市ワンマンツアーに向けてメンバー一同頑張っていきます。」と題し、10月18日(火)に「ベル 結成2周年記念ワンマン公演」を実施。そして、「ベル冬の五大都市ワンマンツアー『歌の大事件』」を行う。ベルにとっては初の五大都市ワンマンツアー、ファイナルは1月8日(日)TSUTAYA O-WESTだ。彼らの動向から目を離さずにいてくれ!!

TEXT:長澤智典

―セットリスト―
『歌謡サスペンス劇場』(SE)
『シャボン玉』
『家出少女』
『ノンフィクション』
『ゼンマイピエロ』
『さようなら僕だけの人』
『ビードロ』
『もう一度』
『あなたまぼろし』
『RED』
『音見世ディスコ』
『バイバイ』
『やってない』
『華』
-ENCORE-
『アモーレ』
『涙傘』
『厚化粧の女』
『スローエモーション』

ベル Web
http://www.belle-web.info/

★トピック.1★

7/13(水)4th シングルリリース決定!

★トピック.2★

9/22(祝・木)ベル夢人誕生日ワンマン公演
「第二回 四日市市民大作戦」
会場:四日市club CHAOS

★トピック.3★

10/18(火)・新宿ReNY
ベル 結成2周年記念ワンマン公演
「2nd Anniversary〜冬の五大都市ワンマンツアーに向けてメンバー一同頑張っていきます。」

★トピック.4★

ベル冬の五大都市ワンマンツアー
『歌の大事件』

日時:2016年11月26日(土)
会場:HOLIDAY NEXT NAGOYA
タイトル:ベル冬の五大都市ワンマンツアー『歌の大事件 ~名古屋編~』

日時:2016年11月27日(日)
会場:心斎橋VARON
タイトル:ベル冬の五大都市ワンマンツアー『歌の大事件 ~大阪編~』

日時:2016年12月2日(金)
会場:福岡Drum SON
タイトル:ベル冬の五大都市ワンマンツアー
『歌の大事件 ~筑豊魂2016~』

日時:2016年12月18日(日)
会場:仙台HOOK
タイトル:ベル冬の五大都市ワンマンツアー『歌の大事件 ~仙台編~』

日時:2017年1月8日(日)
会場:TSUTAYA O-WEST
タイトル:ベル冬の五大都市ワンマンツアー ファイナル『歌の大事件 ~東京編~ 』

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