【Royz】2016年1月9日 Zepp Tokyo『FAMILY PARTY TOUR』ライブレポ

「究極の終わりと始まり」の姿を見せつけたZepp Tokyoでのファイナル公演を通し、NEW BEGINNINGしたRoyz。
 4月に発売する通算4枚目のアルバム『S.I.V.A』を手に、二度目の「47都道府県単独ツアー」ツアーも決定!!。

昨年11月25日に、B.P.RECORDSへ所属する己龍/Royz/コドモドラゴンの3バンドが合同で制作リリースしたシングル『FAMILY PARTY』。同作品を手に3バンドは、昨年12月より合同ツアー「FAMILY PARTY」を全国各地で開催。そのファイナル公演として用意したのが、1月8日-10日の3日間に渡り、Zepp Tokyoを舞台にそれぞれのバンドが1日ずつワンマンを行う形でのライブだった。
同ツアーのファイナルシリーズ最後を飾ったのが、RoyzOnemanLIVE「FAMILY PARTY Final-Royz編-」と題し、1月10日(日)にZepp Tokyoの舞台に立ったRoyzだ。

 この日の彼らのライブには、もの凄い気迫が漲っていた。むしろ、「やってやろうじゃねぇか!!」という喧嘩や戦いを挑む気持ちと言ったほうが正解か。その理由もわかる気がする。ヴォーカルの昴も何度となくMCで語っていたが、今回行った「FAMILY PARTY TOUR」の中、己龍もコドモドラゴンも凄まじい熱を持ったライブを毎回見せつけてきた。その様を身近で観ていたRoyzの4人は、「今の自分たちでは負ける」と危機感を覚え、ツアー序盤の時期は悩み続けていた。その中で改めて感じたのが、「他と比べるのではなく、もともと2バンドにはない魅力でRoyzは自分たちの地位を築きあげてきたのだから、有りのままの自分たちを全力で出し切れば良い」ということだった。その気迫に魅了された人たちも多かったのだろう、この日のRoyzのライブには、「FAMILY PARTY TOUR」を通してRoyzを好きになった己龍やコドモドラゴンのファンたちも足を運んでいた。もちろん、この日のライブを観たら、彼女ら彼らは間違いなく”Royzギャ”にもなったはずだ。

ライブは、最新ナンバー『Emotions』から幕を開けた。ダークでエモーショナルな、別の言い方をするなら”黒い衝撃”を彼らはド頭から叩きつけ、場内の観客たちの感情を一気に熱く解き放っていった。「誰にも真似出来ねぇ極上の空間を作りあげていこうじゃねぇか」、昴の声を合図に爆発音が鳴り響き、荒々しく『マーブルパレット』が駆けだした。場内は、観客たちが腕に付けたRoyzバンドが放つ真っ赤な光と熱した興奮に包まれてゆくQ
序盤からRoyzのライブは、頭振り乱しヘドバンに興じたり、左右どころか前後にモッシュしてゆく暴れ祭りの場に化していた。艶やかな歌と猛り狂う演奏が重なりあった『囁姫遊女』、会場中の人たちが「Voi!Voi!」絶叫を舞台上にぶつけ、タオル振りまわし熱狂の風を巻き起こした『疾風迅雷』。互いに、荒ぶる感情を剥き出し煽り続けた『MASK』など、殺るか殺られるかの高揚した空気が場内には渦巻いていた。

中盤には歌に心委ねたくなる、美しくも温もりを持ったラブソング『Always』と『Tear drop』を披露。たとえ歌われた内容が切なかろうが、その2曲に触れている間は、ずっと彼らの胸の中に抱かれ、優しい温もりを肌に覚える。そんな、心包まれてゆく嬉しさを感じていた。

「それでは狂気の世界へ」という昴の言葉通り、後半戦も、我を忘れ頭振り乱すことがルールと言わんばかりの熱狂が繰り広げられた。『ESTROUS SPIDER’s』『Lolita complex』『FlashBack』でバーストした感情と感情とをガチンコでぶつけあえば、高揚した歌を響かせた『FINAL』では昴と共に絶頂感を覚えゆく感覚も。光へ向かい気持ち解き放った『0』。本編最後を飾った『Supernova』で「起こせよ」「Supernova」と掛け合いながら、昴が絶叫した「間違いなくここが俺たちの居場所だ」という言葉を実感するように、誰もが一緒に気持ち合体した喜びを感じあっていた。

何より嬉しかったのが、アンコールの演奏に触れていたときだ。「光の射す方へ」と歌うキラキラとした輝き放つ開放ソング『ACROSS WORLD』に包まれながら感じていたのが、「触れた人たちの気持ちを優しくリードしながら未来へ連れていってくれるからこそ、彼らの歌に手を差し伸べたくなる」嬉しい気持ちだった。「お前らとなら何処までも行ける気がしてる」と語る昴の声を胸に、心開放してゆく光に包まれた『ever』。最後に届けたフリーキーでスペイシーなRoyz流ダンスロックナンバー『THE BEGINNING』に狂喜しながら確信した、ネガティブな感情をすべて吹っ切った彼らが、この瞬間から、また新たな始まりの姿を示してくれた嬉しさ。「究極の終わりと始まりだ」と叫ぶ昴の言葉は、そのままファンたちの前で生まれ変わったRoyz自体の新たなBEGINNINGを告げていた。

Royzは、4月6日(水)に通算4枚目となるフルアルバム『S.I.V.A』を2-Type同時発売する。4人編成になってから初となるように、前作『CORE』から2年弱の活動の中、どのようにRoyzが進化してきたのかを示す最適なアイテムになりそうだ。
彼らはアルバム『S.I.V.A』を手に、4月より2回目となる47都道府県単独ツアー「Royz 47都道府県 ONEMAN TOUR『S.I.V.A』」を行うことが決定した。昨年、初の47都道府県単独ツアーを実施したばかりというのに、まさかの2年連続開催になるとは嬉しい驚きだ。同ツアーのファイナル公演は、8月20日(土)にZepp DiverCityで実施。この日、どれだけ全国各地からRoyzファンたちがお台場へ集結するのか楽しみだ。
さらに、恒例となったRoyzの生誕ライブを今年も大阪で実施。「~Royz 7th Anniversary ONEMAN LIVE~【Seven Deadly Sins】」と題し、今年は9月28日(水)になんばHatchで行う。こちらも毎年恒例のアニバーサリーライブだけに、一緒に7歳の誕生日を祝っていただきたい。

TEXT:長澤智典

-セットリスト-
『Emotions』
『マーブルパレット』
『ブギーマン』
MC
『囁姫遊女』
『疾風迅雷』
『洗礼』
『MASK』
『Always』
『Tear drop』
MC
『ESTROUS SPIDER’s』
『Lolita complex』
『FlashBack』
『FINAL』
『0』
『Supernova』
アンコール
『ACROSS WORLD』
『Ms.Veronica』
『ever』
『THE BEGINNING』

royz_20160110_31237

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

ページ上部へ戻る
Top
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。